Vicetoneが2022年7月21日来日!東京の1 OAK Tokyoでプレイ

EDM

URL:https://iflyer.tv/ViceToneTokyo/

Vicetoneはオランダ出身であるVictor Pool & Ruben Christopher den Boerの二人組、同国の主要EDMレーベルであるSpinnin’ Recordsや、同じくカナダのMonstercatなどを中心に活動しています。


EDMブーム期の2012年頃にデビュー、今でも第一線で活躍しており、EDMファンならだれでも知っているレベルの方ですね。

近年はHouse寄りのボーカルトラックが多めですが、比較的初期にはオーケストラ風のVicetone – TrembleVicetone – EnsembleなどのようにBig Room系の楽曲もリリースしていました。





ただ近年、別の方向から有名になってしまった曲がVicetone & Tony Igy – Astronomiaでしょう。

この曲は2014年にdisco:waxからリリースされた楽曲で、Tony Igy – Astronomia (Vicetone Remix)と記載されている場合もあります。

この記載からもわかる通り実際には過去の曲のRemixで、2013年にFreestyle RecordsからリリースされたTony Igy – Astronomia(調べてみるとロシアでは2010年にリリースされたという記載も見かけました)のRemix盤的なものですね。


この記事を投稿している2022年7月16日時点で、YouTubeの再生数が1億4800万回という凄まじい再生数となっています。


ちなみに原曲のTony Igy – Astronomiaはジャンル的にElectro House。



Vicetone & Tony Igy – Astronomiaが有名になった原因は2020年に投稿された動画のBGMで使用された為で、知っている人も多いと思いますが日本では「棺桶ダンス」と呼ばれた一種のインターネットミームです。

動画の再生数はこの記事の投稿時点で3億9800万回にものぼります。

この動画自体も有名ですが、別の動画の最中(トラブルが起こった場面など)でこの動画を差し込むという手法が流行った事で一気に拡散しました。

元ネタはBBCの報道で用いられた動画との事。

ガーナでの葬儀の光景で、スタイリッシュに故人を送り出すというコンセプトらしく追加料金を払えばこんな感じで踊ってもらえるとか…。

念のため言及しておきますと、Vicetone & Tony Igy – Astronomiaはこのミームが流行る前の段階でもクラブミュージックシーンではヒット曲でありましたし、多くのトップDJの間でプレイされていた曲です。

この動画の影響でクラブミュージックシーン以外でも知られるようになった感じですね。